本記事は、下述する記事の子記事です。前置きや手引き、目次などについての詳細は親記事を参照ください。
更新履歴
2023/1/31
ラークが刺さる状況の項目を追加（未完成）
はじめに
この章では、チーム活動における役割の1つである【ラーク（Lurk）】について解説していきます。
まずは辞書から一般的なラークの定義を見ていきましょう。
1 a (…に)潜む; 待ち伏せる，潜伏する
b (…に)隠れている，潜在する
2 こっそり[こそこそ]歩き回る，うろつく*1
1〈人・動物が〉（…に）（悪意をもって）潜む，（動かずに）隠れる，待ち伏せる
2〈人・動物が〉こそこそ歩き回る，うろつく*2
まとめると「①待ち伏せ」「②潜伏」「③徘徊」といった行為の総称です。
FPSにおいて、ラークはある特定の選手による単独の隠密活動のことを指します。
伝説のラーカー GeT_RiGhT氏（2020）は、ラークについて以下のように持論を述べています。
A lurker is someone who’s taking care of the flanks when you’re a Terrorist. Someone who tries to see openings in the enemy’s defense without taking big risks.*3
クソ翻訳：ラークとは、攻撃側の時にマップの側面を抑える人のことです。ラークは大きなリスクを冒さずとも、敵の防御の開口部を突くことができます。
ラークの具体例を挙げると、以下のラウンドは際立ったラークが特徴的のラウンドで、特にラークによって得られた情報・エリア・キルによってラウンドの勝利を決定付けました。
VCT 2021: Stage 3 Masters - Berlin - Liberty vs. Crazy Raccoon [Split] - 6ラウンド目
攻撃側サイファー
このように、ラークを適切なタイミングで活かすことができれば、ラウンドを有利に運ぶことが可能です。
しかし、ラークはラウンドの勝敗に直結する行為のため、その分プレイイングの難易度は非常に高いです。
同選手の負けパターン
VCT 2021: Stage 3 Masters - Berlin - Liberty vs. Crazy Raccoon [Haven] - 21ラウンド目
攻撃側サイファー
攻撃側サイファーがC側で潜伏している間にA側の本命攻めが壊滅してしまったため、ラークを活かすことができませんでした。
このように、ラークを行うということはチームが1人分の人数不利を抱えている状況と同等のシチュエーションになるため、強大な効果を生むことができる反面、デメリットも大きいです。
ラークにおいてまず初めに知っておくべき重要なことは、ラークをしていない他4人が戦術的・戦略的な行動をしているからこそラークが光り輝くということです。
もっと具体的に申し上げるなら、例えばランクマッチで下記のような状況の時、私の体感だと90%の状況で
は効果的にラークができていません。
特にその中の半数は必要のないラークであるとも言えます。
この記事の目標として、下記のことを実際の試合中で留意できるようになれば幸いです。
・ラークの種類とそれぞれが生む効果
・ラークが刺さる相手（未完成）
3種類のラーク
ラークは主に「①待ち伏せ型」「②潜伏型」「③徘徊型」の3パターンに分けられ、それぞれ行えるシチュエーションや効果が大きく違います。
①待ち伏せ型 アンカー
待ち伏せ型のラークは、船が停泊している行為に似ていることから【アンカー（Anchor）】と呼ばれます。
アンカーのプレイイングは消極的でリスクを負う必要がないことから、おそらく最も使用頻度が高く、難易度も低いです。
陣形イメージ
VALORANT Champions 2021 - Gambit vs. Vision Strikers [Icebox] - 20ラウンド目
攻撃側ヴァイパー
攻撃側はA本命攻めをしている中、ヴァイパーはミッド浅くに留まり続け、敵セージ
の裏取りを阻止することができました。
eGG esports challenge G-Tune VALORANT INVITATIONAL - Absolute JUPITER vs. FAV gaming [Haven] - 14ラウンド目
攻撃側レイズ
同様にB本命攻めをしている中、スポーンに待機していたレイズは敵ジェット
の裏取りをキルすることができました。
VCT 2021: Stage 3 Masters - Berlin - Liberty vs. Crazy Raccoon [Split] - 8ラウンド目
攻撃側サイファー
初動、サイファーは下水道でセーフティにホールドしつつ、敵レイズの甘えたエリアコントロールを返り討ちにし、続くスカイ
によるカバーの追撃もULTによって阻止することができました。
このようにアンカーは非常に有利な位置からキルを待ち受けることができますが、キルを得ることだけが仕事ではありません。
VALORANT Champions 2021 - Cloud 9 Blue vs. Fnatic [Fracture] - 16ラウンド目
攻撃側キルジョイ
、アストラ
キルジョイはアラームボットの反応があるまで潜伏していたものの、敵のマンパワー
の前に返り討ちにされてしまいます。
しかし、キルジョイのデスの代わりに2〜3人プッシュ（＝積極的エリア確保）という情報を得ることができたため、攻撃側は早急なB攻めによって無犠牲でBサイトを制圧することに成功し、見事勝利することができました。
余談ですが、設置後のアストラの動きもアンカーの役割を担っています。
このように、アンカーは味方とは逆サイドでパッシブに単独行動し、キルや情報を得る役割のことを指します。
②潜伏型 フランク
潜伏型のラークは、敵の側面を突くことから【フランク（Flank）】と呼ばれます。
フランクはアンカーより攻撃的でリスキーな動きですが、その分だけサイトの制圧力が上がり、タイミング次第ではキルを多く獲得することができます。
陣形イメージ
VCT 2021: Stage 3 Masters - Berlin - Liberty vs. Crazy Raccoon [Split] - 10ラウンド目
攻撃側アストラ
攻撃側はB攻めをしている中、アストラはミッドでじっと辛抱強く待ち続け、敵スカイがミッドからサイトに注意が向いた絶妙な時間にようやく姿を現し、サイトの制圧を手助けしました。
VCT 2021: Stage 3 Masters - Berlin - Team Envy vs. 100 Thieves [Ascent] - 7ラウンド目
攻撃側キルジョイ
キルジョイはULTを発動させた後、Aショートを経由してA攻めに参加し、ULTに捕まっていた無防備な敵キルジョイをキルするなどサイト制圧の手助けを行いました。
VALORANT Champions 2021 - Team Liquid vs. KRÜ Esports [Haven] - 4ラウンド目
攻撃側キルジョイ
Cサイト制圧に時間が掛かり、最終的にはA守りの敵ジェットソーヴァ
がC守りに参加する大混戦の中、キルジョイは敵の侵攻に合わせて迅速に側面を突き、3キルとラウンドを取得することができました。
Colp氏（2018）は、フランクを行うにあたって留意すべき点について以下のように説明しています。
The key is that you start from a position that is separate from the rest of your team and not directly in line-of-sight of your enemies.（中略）Flanks are only flanks when you time your engagement with the enemy at or near the same time the rest of your team does. If the enemy team’s attention isn’t split, you’re no longer flanking, you’re just attacking from behind. Effective flankers start to pressure as their team moves in so that the least amount of attention is on them. *4
クソ翻訳：フランクで重要な点は、他のチームメイトとは別の位置から開始し、敵の視界に入らないことです。（中略）フランクは他のチームメイトとほぼ同時に敵との交戦が開始されることで成り立ちます。 敵の注意が分散されていない場合、それはフランクではなく、ただ後ろから攻撃しているだけです。（筆者注釈：つまり私利私欲なキルを狙った攻撃であるということ） 効果的なフランクは、他のチームメイトの動きに合わせてプレッシャーをかけ始め、自分に対する注意を最小限に抑えます。
つまりColp氏は、キルを取ることだけがフランクではないと指摘しています。
以下に挙げるラウンドは、まさに注意を引き付けることで味方をサポートした見事なプレイを見ることができます。
VALORANT Champions 2021 - Cloud 9 Blue vs. Vision Strikers [Breeze] - 18ラウンド目
攻撃側サイファー
味方がA攻めを決行している中、サイファーはシャッターの開閉によって存在感を与え続けました。
結果、敵サイファーはシャッター・ブリッジ側から撃たれない場所まで配置替えを強いられることになり、逆にメイン側のソーヴァヴァイパーからの射線が通ってしまいます。
→ 
また、今度はスカイがサイト内の敵ソーヴァに対してプレッシャーを与えて注目を浴びている間に、ここでようやくブリッジからサイファーが顔を出してキルを狙いました。
設置後もスパイカメラを使ったりシャッターを開閉することでプレッシャーを与え続け、キルだけではなく存在感で味方をサポートし続けました。
以上のように、フランクは効果的に使うことによってサイト制圧をスムーズに進めることが可能です。
しかしその分、味方とのコミュニケーションが必要であったり、根本的な連携の練度が習熟していなければ遂行することが困難です。
③徘徊型 Gラーク
徘徊型のラークは【Gラーク（G. Lurk）】と呼ばれます。
この「G」は「Great」の略称とする説であったり、GeT_RiGhT氏の頭文字とする説であったり、ゴキブリのGを表しているなど諸説あります。
陣形イメージ
Dignitas誌（2018）は、Gラークの特徴を以下のように説明しています。
Get-Right will often stop CTs before they get a change to rotate, by killing them mid rotate. He will often follow behind the rotating CTs to stop them from retaking the site.*5
クソ翻訳：GeT_RiGhT（＝Gラーク）は、配置転換を行う前の敵であったり、ミッドで配置転換を行おうとする敵をキルすることがよくあります。また、しばしば配置転換している途中の敵の背中を追い、相手がサイトをリテイクするのを阻止します。
加えて、GeT_RiGhT氏と同じチームでプレイしていたことのあるHallzelk氏（2021）も、Gラークにおける最大の特徴を以下のように述べています。
Since the lurker is usually alone, he should listen to rotations and can even sometimes get a couple of free kills on people who are rotating sites. Using that advantage, he can sometimes get behind people and play in a way that gives the most advantage to his team.*6
クソ翻訳：ラーカーは敵の配置転換の足音に耳を傾けているため、ローテしている敵を2〜3人ほどフリーキルすることができます。 そのアドバンテージを利用して、ラーカーは時々敵の後ろに隠れて、チームに最大のアドバンテージを与える方法でプレーすることができます。
どちらの解説にも当てはまることとして「大裏取り」が挙げられます。
フランクでは敵の裏を取ることではなく、サイト制圧のための行動が重要でしたが、Gラークでは味方をベイト（餌）にしている分、キルを取ることが何より最重要なのです。
VALORANT Champions 2021 - KRÜ Esports vs. FURIA [Haven] - 22ラウンド目
攻撃側ソーヴァ
味方がBC攻めを行なっている中、ソーヴァはAサイト経由で大裏取りを行い、敵を全員視認しつつも泳がして時間を稼ぎ、適切なタイミングでキルを取って再び潜伏することで、スパイクを解除されるまでの時間を稼ぐことができました。
eGG esports challenge G-Tune VALORANT INVITATIONAL - Absolute JUPITER vs. FAV gaming [Haven] - 15ラウンド目
攻撃側レイズ
オーメン
が設置音を鳴らして敵のピークを誘発している中、レイズは正面でサイト守りに参加するのではなく、ガレージから敵の大裏を取ることによって全てを破壊しました。
VCT 2021: APAC Last Chance Qualifier - Pepar Rex vs. Northeption [Ascent] - 21ラウンド目
攻撃側サイファー
敵アストラの【ミクロスモーク】によって巧みにA攻めが止められてしまった中、攻撃側サイファーはAショート→ガーデンから敵の大裏を取り、全てを破壊しました。
VALORANT Champions 2021 - X10C ESPORT vs. Gambit [Fracture] - 17ラウンド目
攻撃側KAY/O
B攻めを決行している中、ジェットブリーチキルジョイらのデスによって、敵はおそらくブリッジ側に全員
いるという情報を取得します。
そこでKAY/Oは思い切ってロープを渡って大裏取りを決行し、敵の背中を追って泳がせながら、最終的に全てを破壊しました。
Finest Invitational - Movistar Riders vs. Natus Vincere [Fracture] - 10ラウンド目
防衛側ジェットスカイ、攻撃側サイファー
ラークのデパート。
防衛側ジェットスカイがGラークに似たフランクのような形でAリテイクに参加します。
しかしそれ以上に大裏を取っていた攻撃側サイファーのGラークによって、ラーカーが裏取りされてしまう珍事態が起こりました。
Gラークは見返りが魅力的な分、当然デメリットも大きいです。
失敗例も顕著で特徴的なので、いくつか挙げておきます。
VCT 2021: APAC Last Chance Qualifier - Northeption vs. FULL SENSE [Ascent] - 3ラウンド目
攻撃側アストラ
味方の本命B攻めが失敗したため、A・ミッド側でアンカー兼Gラークを務めていたアストラは為す術がありませんでした。
VCT 2021: Brasil Last Chance Qualifier - Sharks Esports vs. E-Xolos LAZER [Haven] - 5ラウンド目
攻撃側サイファー
B・ミッドで隠れていたサイファーは2キルを取ることができたものの、味方のC本命攻めが失敗したため、ラウンド勝利に結び付くことはありませんでした。
このように、Gラークは正面火力が低くなるといったデメリットが大きく、サイトを制圧する力が低くなるため、諸刃の剣のムーブメントだということを知っておく必要があります。
一方でラウンドの雌雄を決する決定打にもなるため、不利状況からワンチャンを狙う際や有利状況を更に広げる状況では効果的な手法であると言えます。
④複合型 ハイブリット
Johnta氏（2019）は、従来の潜伏者とは違った新しい概念として、複合的な役割を担ったラーカーの存在を提唱しています。
- ВПЕРЕД (ФРВ)
Игрок больше ориентирован на индивидуальную игру, чаще действует самостоятельно.
В АТАКЕ.
Когда команда идет к своей точке, происходит первый контакт.
Когда команда уходит в другую точку, это люркер или фейк.*7
クソ翻訳：
- フォワード（FW）
フォワードは自分自身のプレイに集中し、多くの場合は単独で行動します。攻撃時にチームメイトがポイントに到達する時、最初の戦闘を発生させる役割を担います。チームメイトが別のポイントに行く時、ラーカーやフェイクの役割を担います。
つまりJohnta氏の提唱する「フォワード」は、最初に戦闘を発生させる役割（＝エントリー）と潜伏者（ラーカー）といった、相反したロールを担うとされています。
この「フォワード」という呼び名は分かりやすいようにサッカー用語に因んだと述べられていましたが、私は直感的な表現ではないと思うので、ここではJohnta氏がよく引き合いに出していた概念である【ハイブリッド】という呼び方で統一しておきます。
VALORANT Champions 2021 - Team Vikings vs. Crazy Raccoon [Icebox] - 2ラウンド目
攻撃側レイナ
初動、レイナは率先してA側のエリア確保に務めます。
その後、A側のアンカーとしてエリアを単独でホールドし続け、A側から引いていく4つの足音を聞き、その情報を元にA本命攻めを決行しました。
ちなみに、ヴァイパーはアンカーとして終始味方の裏を警戒しています。
VALORANT Champions 2021 - Team Vikings vs. Crazy Raccoon [Haven] - 18ラウンド目
攻撃側アストラ
攻撃側はCロング切り返しAを画策します。
その間、アストラは確保したCロングのエリアを保持し続け、アンカーとして役割を担います。
攻撃側はA攻めが頓挫するものの、アストラが確保していたエリアや情報を活用してC攻めを行い、見事な勝利を収めました。
VCT 2022: Game Changers Japan - Reignite Lily vs. INSOMNIA Female [Fracture] - 8ラウンド目
攻撃側ヴァイパー
初動Aメインを制圧した後、敵
ULTによって侵攻が止められてしまい、素早くB切り返しを行います。
その間、は抑えたエリアのアンカーとしてAメインに留まり続けましたが、敵が足音を立ててローテする音を聞いたので、大裏を採れると判断してGラークを実行します。
結果、敵
を泳がしながら、確実にキルが取れる状況まで耐えに耐え抜いて、見事敵を一掃します。
このように、稀ですがエントリーを務めた人がふとラーカーとしての役割を担うことがあります。
などのラークしがちなエージェントを使う人だけではなく、パーティーメンバー全員がラークを理解することができれば、ハイブリッド型のようなラークを臨機応変に行うことができるでしょう。
ラークが刺さる相手とは
後日追記...
上手くなるために
とは言えども、ラーカーは職人芸の如く専門性が高いロールなので、勝利に結びつくラーカーか戦犯のベイターになるかは紙一重です。
そこでここではおまけとして、上達の手法を先人たちの言葉を借りていくつか記載しておきます。
A good lurker is someone that knows how to use timings well! [It] is someone who gets a lot of information for his team without dying. It's also a player with a lot of impact that might go unnoticed, gives a lot of information, and that's something you can't really see on the scoreboard.*8
クソ翻訳：良いラーカーとはタイミングの使い方をよく知っている人であったり、死ぬことなくチームのために多くの情報を得る人です。見過ごされがちなことですが、その影響力はスコアボードでは実際には見ることができないものです。
players should keep a mental note after each round on where the enemy agents are and what parts of the map they’re defending. They can then use this information to get close enough to the enemy team to hear footsteps or agent abilities when opponents decide to do their mid-game rotations. “The second thing is, you have to do it confidently,” nAts further advised. “If you’re not confident, it’s going to be hard to execute your plays. You’re going to take duels every time, and you have to win them to be a good lurker.” *9
クソ翻訳：各ラウンドの後、プレイヤーは敵がどの部分を防御していたのかを覚えておく必要があります。 次にあなたはこの情報を活用して、相手が試合中にローテーションを行うことを決定した際、相手に十分に近付いて、足音やエージェントのアビリティを聞くことができます。2つ目は、自信を持って遂行しなければいけません。自信がなければラークを実行するのは難しいでしょう。 あなたは敵に決闘を挑むわけなので、良いラーカーになるためにはその勝負に毎回勝たなければなりません。
良いラーカーの要素をまとめると、
①死んではいけないこと
そのために
②勝負の前に多くの情報を得ること
③勝負のタイミング感を掴むこと
④自信を持つこと
が重要であると述べられています。
特に③④に関しては、上達のために以下のことに留意すべきだと説明されています。
Look at a lot of demos, understand how people rotate, and get a lot of experience playing! Know the maps, experiment with different lurking styles, see what works and what doesn't, understand what people do on PUGs and official matches, find some angles where you like to stay to get as much information as possible without dying or even showing yourself... It's all experience and studying the game!（中略）The best tips I can give is to watch demos of other lurkers and try to understand their decision-making, where they stand during the round, and how they behave with the information they have.*10
クソ翻訳：試合を多く観戦して、人々がどのように配置転換するかを理解し、プレイイングの経験を多く積んでください！ マップ理解を深め、様々なラークのスタイルを試し、何が上手くいくか、何が上手くいかないかを確認し、ランクや試合で人々が何をしているのかを理解し、死ぬことなく、あるいは自分自身を見せることなく、できるだけ多くの情報を得るために潜伏できるポジションを見つけましょう。それはすべて経験とゲームの勉強です！（中略）私が与えることができるアドバイスは、他のラーカーの試合動画を見て、彼らの意思決定、ラウンド中の彼らのポジション、そして得られた情報で彼らがどのように振る舞うかを理解しましょう。
Since there are a lot of different lurkers who play differently according to their teams' styles, there is nothing better than seeing them in action by watching demos. This can help you understand their trains of thought and how they make plays, as well as help you identify where the lurker's team is playing elsewhere, all must-have skills for anyone who wants to excel as a lurker.*11
クソ翻訳：チームのスタイルに応じてラーカーは異なるプレイを行うので、それらのプレイを理解するためには試合動画を見て彼らのスタイルを見ることに勝るものはありません。 試合を見ることは、彼らの思考の流れとどのようにプレイするかを理解するのに役立つだけでなく、ラーカーが潜伏している場所を特定するのに役立ちます。
上達のために留意すべき指南をまとめると、
①多種多様なスタイルを知るために試合を多く見ること
②自分にあったスタイルを探すために、実戦を多く積んでトライアンドエラーを繰り返すこと
が重要であると述べられています。
おそらくラーク上達のためにはこの地道な鍛錬を積むことが最善で、エイム練習のように闇雲な基礎練を積むことで一定数の効果が出るわけではありません。
座学 → 実戦でトライアンドエラー → スタイルの確立
といった過程を踏まなければ、決して上達することはないでしょう。
*1:https://ejje.weblio.jp/content/lurk
*2:https://dictionary.goo.ne.jp/word/en/lurk/
*3:https://dignitas.gg/articles/master-the-lurking-role-in-csgo-a-guide-by-get_right
*4:https://medium.com/@tylercolp/overwatch-how-to-flank-8ad1ff823a63
*5:https://dignitas.gg/articles/blogs/CSGO/7967/an-in-depth-guide-looking-at-the-lurker-position-in-csgo
*6:https://dignitas.gg/articles/become-a-better-lurker-with-hallzerk
*7:https://vk.com/johntacsgo?w=wall-106420670_12169
*8:Hallzerk氏（2018）- https://dignitas.gg/articles/become-a-better-lurker-with-hallzerk
*9:nAts氏（2021）- https://www.oneesports.gg/valorant/how-to-lurk-like-a-pro-from-nats-guide/
*10:Hallzerk氏（2018）- https://dignitas.gg/articles/become-a-better-lurker-with-hallzerk
*11:GeT_RiGhT氏（2020）- https://dignitas.gg/articles/master-the-lurking-role-in-csgo-a-guide-by-get_right
