【VALORANT】メタ考察 ジェット軸(2020年8月6日〜8月30日)
前期
※この記事は、2020年1月15日時点のライアットゲームズのサービス規約*1とLegal Jibber Jabber*2に同意した上で執筆されています。Riot Gamesはこのプロジェクトを推奨または後援しません。
ジェット軸
前期のオーメン軸で評価を上げたジェットは、多くのマップ・チームにとって欠かせない存在となりました。
概要
ジェットの機動力とオペレーターは親和性が高かったため、スナイパー役を担う選手の多くはジェットを愛用しました。
デュエリスト枠の1つを後衛のスナイパーが占有してしまうため、アタッカーとしてのデュエリストをもう1人用意する必要がありました。
結果、2デュエリストという攻めに比重が置かれた編成が流行します。
この時期のエージェントピック率
ヨーロッパ大会『FaZe Clan Invitational』8月6〜9日
日本大会『GALLERIA GLOBAL CHALLENGE 2020』8月8〜16日
特徴
優秀なスナイパーがジェットを用いて電撃戦を繰り広げるのが今期の特徴です。
ジェット
ジェットのアビリティを巧みに使うことで、他のエージェントには不可能なほどアグレッシブに動くことができます。
GALLERIA GLOBAL CHALLENGE 2020 - BB Ignis vs. SunSister [Ascent]
8ラウンド目
GALLERIA GLOBAL CHALLENGE 2020 - Reject vs. CYCLOPS athlete gaming [Ascent]
7ラウンド目
GALLERIA GLOBAL CHALLENGE 2020 - Absolute JUPITER vs. Crazy Raccoon [Bind]
6ラウンド目
その結果、デュエリスト枠の1つが後衛のスナイパー役に渡ることとなり、最前線に赴くもう1人のデュエリストが必要となりました。
フェニックス
特に人気を博したのはフェニックスです。
死角をクリアリングできるホットハンド、透過式の壁を作ることができるブレイズ、目くらまし系のカーブボールといったアビリティは、使用機会を限定されることがないとして高い評価を得ました。
Pop Flash - Sentinels vs. Team Envy [Bind]
11ラウンド目
アビリティを巧みに使い、90度に隠れていたセージとオーメンをそれぞれ撃破しています。
オーメンのパラノイアと同じく、カーブボールは形勢逆転できるポテンシャルを持っていました。
Faze Clan Invitational - Team SoloMid vs. Sentinels [Haven]
21ラウンド目
Pop Flash - Envy vs. Dignitas [Haven]
21ラウンド目
GALLERIA GLOBAL CHALLENGE 2020 - Reject vs. SunSister [Ascent]
10ラウンド目
アルティメットのラン・イット・バックもエントリーの補完として非常に強力でした。
幻影がキルされてもデメリットがほとんどないため、猪突猛進の如くエントリーを行うことができました。
Pop Flash - Sentinels vs. Team Envy [Haven]
11ラウンド目
GALLERIA GLOBAL CHALLENGE 2020 - Reject vs. SunSister [Ascent]
7ラウンド目
加えて、相手が幻影をキルしても戦闘した分だけ体力が削られる、キルしてもアルティメットポイントが増えない、どこにいるのかバレるなどデメリットが多いため、隠れたり遠くに逃げるなどで幻影が時間切れで消えるのを待つことが主流な対処法となり、アルティメットを発動するだけで敵の動きを制限することができました。
幻影に抗った例
Pop Flash - Sentinels vs. Team Envy [Bind]
6ラウンド目
防衛側セージ、オーメンは幻影に構ってしまったため位置がバレてしまい、それぞれ敵の後続にキルされてしまいました。
幻影が消えるのを待った例
[]
そのうち
先にまとめ
この時期の主要な構成は以下の通りです。
軸:ジェット
・+1デュエリスト(フェニックス > レイズ)
・0〜1イニシエーター(ソーヴァ)
・1センチネル(サイファー)
以上のように、2デュエリスト + 1イニシエーター + 1コントローラーと編成してしまうとセンチネルの入る枠は1つしかなく、特に今まで必須とされていたセージが起用されることが少なくなりました。
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ブリーチ軸
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