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【VCT Masters】現役アナリストが解説 特に注目すべき選手13選 + おまけ現メタについて個人見解【1/3】

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※この記事は、2020年1月15日時点のライアットゲームズのサービス規約*1とLegal Jibber Jabber*2に同意した上で執筆されています。Riot Gamesはこのプロジェクトを推奨または後援しません。

  

 

 

 

はじめに

 

はじめまして。BlackBird Ignis というチームでアナリストを務めている Ambox と申します。

 

遂に、VALORANT の世界大会である『Champions Tour Stage2 Masters Reykjavik (通称VCT Masters)』が開催されます!

 VALORANT がリリースされてからほぼ1年、長いようであっという間でしたが、ようやく待望の世界一決定戦が始まります。

 

そこで今回は、今大会において注目すべき選手を様々な指標を用いて紹介したいと思います。

 

  ふええ、世界のチームほとんど知らないよぉ。+゚(∩´﹏`∩)゚+。

  どの選手に注目すればいいか分からないなの・。・’’

 

といった方々にオススメの記事となっております。

 

 

※本記事は所属組織と一切関係のない個人の意見です。

※敬称略

 

 

破壊王

 

まずは破壊王部門です。

ここでは TPC Rating と呼ばれる指標を使って、敵をなぎ倒す破壊力を持った(=エントリー力の高い)選手を3人紹介します。

 

 

第3位 ScreaM 0.96 -Team Liquid(ヨーロッパ・中東・アフリカ代表)

 

0.95 を超えていれば一流と呼ばれる指標で、1タップキングとして CSGO 時代から有名な Team Liquid の ScreaM は 0.96 を記録!

CSGO のレジェンドプレイヤー dupreeh が 0.96 とかだった気がする ソースはどっかいった)

 

ジェットのULTで猪突猛進に突っ込み、わずか22秒で決着付けました。

 

 

第2位 SicK 0.99 - Sentinels(北アメリカ代表)

 

Sentinels の SicK は ScreaM よりも少し上回った 0.99 を記録し、第2位にランクインしています。

防衛側はキルジョイULT + 様々なアビリティの組み合わせによって必勝の布陣を敷いていましたが、SicK のフィジカルによって全て破壊されてしまいました。

 

 

第1位 Patiphan 1.05 - X10 Esports(東南アジア代表)

 

ScreaM や SicK といった著名選手よりも大きく上回った 1.05 という指標を出していたのが X10 Esports の Patiphan です。 

防衛側はAサイト4人で鉄壁の布陣を敷いてこう着状態に陥っていましたが、Patiphanの猪突猛進4キルによってラウンドを勝利に導きました。

 

エコラウンドで ACS 1179 の特大エースです!

彼のプレイはもちろんですが、新エージェントアストラとのスキルの合わせ技も見事でした。

 

 

以上のような破壊神たちは、果たして今大会でも進撃のプレイを魅せてくれるのでしょうか?

私は何よりも X10 の Patiphan が世界の強豪相手にもお構いなくブルドーザーしていく様子が見たいですね!

 

 

守護神

 

破壊する者もいれば 守護する者も存在します。

ここでも TPC Rating を使って、防衛時に真価を発揮する選手を3人紹介します。

 

 

第3位 allow 1.04 - NUTURN(韓国代表)

 

ここも 0.95 を超えていれば一流と呼ばれる指標なのですが、第3位からいきなり 1.04 を記録。

その選手は意外にも、NUTURN のデュエリスト使い allow でした。

アジアの絶対王者 Vision Strikers 相手に 1v3 を決めた圧巻のプレイです。

 

 

第2位 Delz1k 1.07 - KRÜ Esports(ラテンアメリカ代表)

 

第2位は KRÜ Esports の Delz1k で 1.07 を記録!

 

正直、ラテンアメリカの状況はほとんど知らなかったのですが、この指標を計測する過程でいくつか試合を視聴していたところ、アジアと似た雰囲気がしたので、今後も注目していきたいです。

その中でも KRÜ Esports は今後も応援したいチームの1つです。

逃げることができない90度張り付きポジで、巧みにオフアングルへ逃げながら3キルをもぎ取りました。

 

 

第1位 penny 1.15 - Version1(北アメリカ代表)

 

Version1 は、今年になって突然トーナメントに現れては常連のチームをなぎ倒し、見事出場権を勝ち取った下克上チームの1つです。

その中でも、デュエリスト使いの penny は破格の 1.15 を記録!

敵のC攻めに対して立て続けに4キルを獲得し、ラウンドを勝利に導きました。

 

 

ここでは以上の護り神を紹介しましたが、やはり気になるのは最強の矛と盾が交わる瞬間ですよね。

例えば、アジアの Patiphan は ラテンアメリカ の Delz1k を射抜けるのか、アメリカの penny は ヨーロッパの ScreaM の猛攻に耐えられるのか等々...

想像するだけで期待が膨らむばかりです。

 

 

続き

amboxambo.hatenablog.com

 

 

 

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