これの続き
1章、2章の機能はとても便利ですが、どれも分析と謳うには物足りないです。
今回は様々な指標を使って本格的に分析してくれる機能を紹介します。
(公式サーバーでプレイしたPUG限定です。大会のデモファイルをアップロードして分析、とかはできません)
ダッシュボード
アカウント登録した際、トップページが何やら黒染めされてたことを覚えているでしょうか。
アカウント登録した後に公式サーバーでマッチを行うと、そこでのプレイ結果が自動的に読み込まれ、ページ上のあちこちで反映されるようになります。
アカウント登録前の試合結果は読み込まれないので注意しましょう。
トップページのダッシュボードでは、最新の試合の様々な指標が表示されます。
左上から順に、
・Median Kill Time(100ダメージを与える時間の平均。おそらくSCOPE.GG独自の指標)
・ADR(1ラウンドに与えるダメージの平均)
・ライフルの正確さ(壁打ち・モク抜き・プリファイアなどは判定されないよう設計されている)
・スナイパーライフルの正確さ
そして下に簡略化したマッチ結果が表示されています。
下にスクロールすれば、クラッチの成功確率が表示されています。
あまり高くないですね;;
「Last clutches won」をクリックすれば、クラッチの場面のリプレイ(後述)を見ることができます。
その下の「MAP PLAYED」では、マップの得手不得手が表示されます。
私の場合は、9試合して平均キルレが1.58のMirageは圧倒的得意だと言えるでしょう。
さらに下にスクロールすると、グレネードの指標とリテイクの成功率が表示されます。
右上に大きく表示されている「TRAIN YOUR NADES」をクリックすると、1章でも述べた「GRANADE PREDICTION」へジャンプすることができます。
一番下の「COMMON MISTAKES」では、私が犯したミスを細かく指摘されて気悪い気持ちになります。
例えば、味方が私のフラッシュを食い、そのせいで死んだことを厳しく指摘されています。
また、グレを構えている最中に死んだこと等についても言及されています。
非常に賢いAIですね。
ダッシュボードでは以上のことを確認できます。
マッチ振り返り・分析機能
本題。
まずは、左のメニューバーから「MY MATCHES」を選択しましょう。
すると、マッチ履歴が縦にずらっと連立されている画面が表示されます。
マッチが追加されてない場合は、少し待つか、右上の「AUTO UPLOAD」「ADD MATCHES」をクリックして手動で設定してください。
右側の「VIEW ANALYSIS」をクリックすることで、その試合の詳細が表示されます。
SCOREBOARD
まずは「SCOREBOARD」が表示されます。
うーん、このガバマッチ感
キル数、ADRなどに加え、把握しきれないほどの様々な指標が表示されます。
試合中は一番上の人にキャリーされてた感がありましたが、ADRは僕の方が高いので、実質僕の勝ち!w
GRANADES
「GRANADES」では、投げ物を買った数、使った数などが事細かく表示されます。
投げ物使った数が0の人おる?
そんな人おらんやろw
WEAPONS
「WEAPONS」では、武器それぞれのキル数、武器の精度などが表示されます。
え、ライフル使ってないやつおる?
いやさすがにおらんやろwwww
下にスクロールすると、武器精度が表示されます。
私の場合はこんな感じ。
頭に全く当ててないですね><
スナを使っていたというのもありますが、それを鑑みてもHS率がとても低いです。
リコイル要練習です。
ECONOMY
「ECONOMY」では、ラウンドごとのマネー状況を確認できます。
一目でマネー状況が分かるのは良いと思うのですが、PUGでこれ見て意味あるんかな・・・
CLUTCHES
「CLUTCHES」では、クラッチ成功率が表示されます。
クラッチ以外でも、例えば敵側(TEAM B)の右2人はクラッチの場面がよく訪れる=ベイトしがちということが分かります。
FIRST DUELS
「FIRST DUELS」では、初動・初手勝負の成功率が表示されます。
味方側(TEAM A)の右から2番目の人は、いつもスナで初動勝負をして、サイトやミッドを破壊してました。
マジで強かったです(小並感)。ライフルと投げ物使わないけど。
私は上の「CLUTCHES」で、敵側(TEAM B)の右2人はベイトしがちと述べましたが、「FIRST DUELS」を見ると、初動勝負をよくしていると結果が出ています。
つまり意図したベイトはあまりしていなかったですね。失礼。
指標は多角的に見ることが重要です。
「CLUTCHES」「FIRST DUELS」での指標はプレイイングの改善に使えそうです。
REPLAY
「REPLAY」では、平面図上で試合のリプレイを見ることができます。
が、あまり見やすくないです。操作感も悪いです。
あとバグが多いです。私の環境(macOS 10.14.6 Google Chrome 83.0.4103.116)ではまともに見ることができませんでした。
正直、日本人が開発されている KumaDemoViewer(KDV) の方が圧倒的に見やすいです。
今後のアップデートに期待です。
まとめ・今後の展望
ここで紹介したのは一部のみです。
実際のページには、解読不可能な指標がもっと表示されています。
PUGでのプレイイング改善を目的とするなら、SCOPE.GGの分析機能はぜひ使ってみるといいでしょう!
あと、今後もアプデで様々な機能が追加・改善されることがアナウンスされています。
PUG以外の試合も分析できるようになればいいなと思います。
乞うご期待。
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次
とりあえず完